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ロシア側と交換されたウクライナの捕虜。ゼレンスキー大統領が2025年4月19日、X(旧ツイッター)に投稿した

 ロシア、ウクライナ両政府は19日、両国間で捕虜を交換したことを明らかにした。アラブ首長国連邦(UAE)が仲介し、246人ずつの捕虜を交換したほか、ロシアに15人、ウクライナに31人、それぞれの負傷兵も帰還したという。

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 ウクライナ政府の捕虜問題調整本部によると、2022年2月にロシアの全面侵攻が始まってから、捕虜交換は63回目となった。今回の交換は「最大規模」で、今年に入ってからは4回目となる。ウクライナの帰還兵のほとんどは2000年以降の生まれという。

 ロシア国防省によると、ロシア側に帰還する負傷兵15人は緊急の医療措置を要する負傷兵だという。ウクライナ側に倍以上の31人の負傷兵を引き渡したのは「善意のしるし」としている。

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